久々のIDCFクラウド ネタ、月300円で動かせるサーバー

色付きの帯を頂いたのに、最近めっきり遠ざかっていたIDCFクラウド ネタ、久々に書かせていただきます。と言っても、メモぺたっと貼ってほぼ終わりですが。

 

下で作ってるサーバーはWordPressの動作確認用ですので、セキュリティについてはあまり考慮していません。今回、東日本のnewtonで作りましたが、めっちゃ早い!?

 

それでは、IDCFクラウドのお好きなリージョンのコンピューティングの管理画面を表示してください。(IDCFクラウドの管理画面にログインしてください。)

左側の「仮想マシン作成」クリックしてください。

適当なゾーンを選択、マシンタイプはそのまま(light.S1)、イメージでISOタブに切り替えて、CentOS-7-x86_64-Minimal-1503-01.isoを選択してください。(300円で済ますだけならどのISOでもいいのですが、以降の説明はCentOS 7を選んだ場合です。)

ボリュームを5GBに(300円にするためには必須、もっと必要なら適当に。)

SSH Keyは選んでも使われませんが、エラーになるんで適当に選択。

最後に仮想マシン名を入力して「確認画面へ」クリック、確認画面で問題なければ「作成」をクリックしてください。

 

しばらく待つ……

 

左のメニューから「仮想マシン」をクリック、作った仮想マシン名をクリックする。
※ステータスがRunningになってから行うこと。

コンソールをクリックして、コンソールアクセスをクリック。

CentOS 7のインストール画面が表示されるので、日本語 Japanese、日本語(日本)を選んで「続行」をクリック。

 

「インストール先」をクリックして、「パーティション構成を行いたい」を選択して「完了」。画面が変わったら、「LVM」のとこを「標準パーティション」に変更して、下にある+をクリック。

マウントポイントで/(ルート)を選んで、割り当てる容量は未入力のまま、「マウントポイントの追加」をクリック、そして「完了」クリック、確認が表示されたら「変更を適用する」をクリックする。
(特に設定しないでLVMのままでも仮想マシンは問題なく起動するのですが、ドライブの容量が他の目的に使われ4GB程度になります。)

 

「ネットワークとホスト名」をクリックして、イーサネットを「オン」にして「完了」をクリック。これちょー重要です。

 

そして「インストールの開始」クリックする。インストールが始まります。

「rootパスワード」をクリックして、適当にrootのパスワードを設定して「完了」をクリック。

 

インストールが完了したら、IDCFクラウドの管理画面に戻って左のメニューから「IPアドレス」をクリックして、作成した仮想マシンに対応するIPアドレス名をクリックし、ファイアウォールとポートフォワードを適切に設定する。とりあえずSSHだけ通せばセットアップを続けられます。

 

適当なソフトでSSHで接続して、セットアップを続けてください。あとは下のコマンドを順に実行していったらWordPressが起動します。たぶん。

sudo yum update -y

sudo yum install -y epel-release
sudo yum install -y http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm

# Apache, PHP and extensions
sudo yum –enablerepo=epel,remi,remi-php70 install -y httpd php libmcrypt php-mysqlnd php-opcache php-mbstring php-gd php-mcrypt php-xml php-pear php-devel php-xmlrpc php-pecl-apcu php-pecl-xdebug php-pecl-zip wget

# MariaDB
sudo vi /etc/yum.repos.d/MariaDB.repo

# 下の7行を貼り付けて、上のファイルを作る。

# MariaDB 10.1 CentOS repository list – created 2016-08-20 04:50 UTC
# http://downloads.mariadb.org/mariadb/repositories/
[mariadb]
name = MariaDB
baseurl = http://yum.mariadb.org/10.1/centos7-amd64
gpgkey=https://yum.mariadb.org/RPM-GPG-KEY-MariaDB
gpgcheck=1

 

# MariaDB
sudo yum install -y MariaDB-server MariaDB-client

# MariaDBはインストール後、自動で起動してました。
# sudo systemctl start mariadb  # 起動していなければ

 

vi /etc/my.cnf.d/client.cnf
#  [client]のとこに下の行を追加。
default-character-set = utf8mb4

vi /etc/my.cnf.d/server.cnf
#  [client]のとこに下の2行を追加。
[mysqld]
character-set-server = utf8mb4
collation-server = utf8mb4_general_ci

 

sudo systemctl restart mariadb

# テストテーブル作成
/usr/bin/mysql_secure_installation
# password:root
mysql -u root -p
create database xxxx;
# 起動
sudo systemctl enable httpd
sudo systemctl start httpd
sudo systemctl status httpd

 

# 切らないとWEBサーバーにつながりませんでした。
systemctl stop firewalld
systemctl disable firewalld
systemctl status firewalld

 

# WordPressのインストール
cd /var/www/html
wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
tar zxvf latest-ja.tar.gz
chown apache.apache -R wordpress
# selinuxのせいでWPのインストールがうまくいきません。ちょっとハマりました……
# ひとまず下のコマンドで無効に。再起動したら元に戻るので注意してください。
setenforce 0

 

これで、WordPressのインストールが正常に完了するはずです。

本日はここまで。