LinkStation HD-160LANから文字化けするデータを復旧した話し

ファンが止まって起動しなくなったらしい、LinkStation HD-160LANからデータを復旧しました。実際はただのファイルコピーですが。

まずは分解です。分解方法は下記が参考になります。ただファンを交換する訳ではありませんので、ケースさえ開けばケーブル繋いでPCと接続できます。注意点は古いですのでIDE接続です。

社内SEの徒然なる日記 LinkStation HD-HG160LANを分解してみた

 

中のHDDをWindowsに繋いでも認識しません(でした)。HDDの中はLinux?か何かのパーティションがいくつかあり、データはext3ってファイルシステムのパーティションの中にあります。

KNOPPIXとかで簡単にデータみれるかなと思ってたのですが、駄目でした。HDD自体に問題はないのですが、上のパーティションをマウントすると日本語部分が化け化けでダメダメです。

調べまわってconvmvfsってコマンドでいけそうなことが分かりました。で最終的に下のコマンドで無事、正常に読める様になりました。

sudo convmvfs /mnt/OKOK/ -o icharset=shift-jis,srcdir=/mnt/BKBK,allow_other

2017.3.29追記 shift-jisのとこeuc-jpが正しかったのかもしれません。適当に指定しました……

BKBKが化け化けの状態でマウントしたext3のパーティション、それをshift-jisで読み直してOKOKに再マウントしてます。詳しいことは分かりません。最後のallow_otherは付けないとOKOKのパーミッションやらオーナーがめちゃめちゃになりrootしか見れなくなります。

ちなみに上の作業はKNOPPIXではなくて、Ubuntu上で行いました。