FUJITSU PRIMERGY TX1310 M1にRAID1でCentOS 7.5をインストールした

以下、やってみて上手く行ったというただの体験談です。

CentOSをインストールする前はWindowsが入ってました。購入後RAIDの設定してWindowsインストールしたら3TB認識して無くてUEFIに変更してやり直してという状態でした。

 

まず検索して見つかる下のページをまず参考に必要なドライバーをダウンロードしました。7.5用が最新だったんで私は FTS_RHDUPdriverpackagemegasr1801201806264fts1_1801201806264fts1el7_1205818.zip ってファイルをダウンロードしました。

【TX1310/1320 M1・RX1330 M1】CentOS 7インストールについて | OTTOSERVER “TECH” Blog

 

ダウンロードしたフィアルの中にisoファイルがあるんで、それをUSBメモリなどにコピーしましょう。ブータブルにする必要はありませんでした。

一応、RAIDのドライバーに合わせてCentOS 7.5のこちらはもちろんブータブルなメディアを用意しました。インストール完了のアップデートで7.6になりましたんで、最初から7.6でもよかったのかもしれませんが未確認です。

 

あとは下記ページを参考にしました。
CenOS7.3のインストール時におけるHPE Dynamic Smartアレイ B140i コントローラによるRAID構成 – Qiita

 

以下、UEFIの場合です。思い出しながら書いたんで微妙に間違ってたりするかもしれません。ご了承ください。

それでは上の2つをTX1310 M1にセットして起動しましょう。F12を連打してると起動ディスクの選択になりますのでCentOS 7.5のメディアを選択してください。

Install CentOS 7 などと表示され、カウントダウンが始まりますのでEscキーを押して止めてください。デフォルトではメディアをチェックしてインストールってのが選択されています。チェックしたいならそのまま、不要であれば矢印キーの上を押してください。

そして、Eキーを押し、矢印キーでlinuxefiって書いてある行の最後にカーソルを動かして、下記を付け足します。確かquietってのが最後でスペース空けて足しました。

inst.dd modprobe.blacklist=ahci

入力が終わったら、Ctrl+Xキーを押してください。CentOSのインストールが始まります。

 

で、しばらくするとドライバーを読み込む画面になります。黒い画面にRはReload、CはContinueとか表示されていると思いますのでRキー、Enterキーと押してください。するとUSBメモリの中からisoファイルを検索して表示してくれます。続いて数字の1キー、Enterキーでドライバーのファイル名が表示され、もう1度数字の1キー、Enterキーでそのファイルが選択状態になります。ファイル名の左が[ ]から[X]となります。

あとはCキー、Enterキーを2、3回やるとCentOSのインストールが再開されます。あとは待ってたらGUIなインストール画面になります。言語の選択後にmegasrのドライバーがどうのってエラーが出たらドライバーの読み込みに失敗してますので最初からやり直してください。私は最初ドライバーのisoの中から全てのファイルをUSBメモリーにコピーしてやってたのですが、これだと駄目みたいで上記のエラーとなりました。

ドライバーの読み込みが正常であればインストール先をクリックするとディスクが表示されます。ちなみにRAIDを組んだ状態で単純にCentOSのインストールを行うとディスクが何も表示されません。

あとは通常のCentOSのインストール手順となります。以上です。